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徳永歯科クリニックブログ
福岡県宗像市の徳永歯科クリニックのブログです。


あシカくらぶH29.9月号

台風18号が来ていますが、秋には甚大な被害を及ぼす台風が過去何度もやってきているので今後も心配は続きます。

まだ復旧おぼつかない朝倉あたりの方はさぞご心配でしょう。

 

しかし、今の私の心配は台風以外にあります。

 

それは、最近いらっしゃった患者さんなのですが、この患者さんは「歯並びが悪くなってきたので治したい」というご希望でした。

診断すると何本も抜かないといけない歯があり、「義歯は嫌だからインプラントが良い」とおっしゃられ、「銀歯は見た目が悪いので白い歯が良い」とのことでした。

これらの治療はどれも保険治療ではできませんので、その旨をご説明し、ご希望に沿って、ざっとした治療費をお伝えしたところ、「こんなに高い治療費を払って治療する人がいるんですか?」と顔色を変えられました。実際のところ、予算がご自分のお考えよりも高い場合、「そこまでは考えていなかったので、このくらいの予算でならどうしたら良いですか?」と相談されることはありますが、このように言われたのは初めてでした。

この患者さんも同じ意味で言われたのだと思いますが、この言葉には「この見積りはいくら何でも高すぎではないですか?こんなに費用をかけて治療する人がいるわけがない」という意味にも取れます。

一般に、治療費はお口の中の状態が悪いほど高くなりますし、痛かったり噛めなくて困ってる方はその解消のための費用は止む無しと思われる傾向にあります。

この方は、近いうちに何本も一度に痛くなったり噛めなくなるのですが、現在は痛みもなく、食事に困ってる訳でもない状況です。

そしてこれまでの歯科医院でも、抜かないといけない歯があることなど一度も言われたことが無いとのことでした。

これでは当然、治療費は高く感じますし、私を信頼することはできないと拝察できます。

 

信頼関係ができないまま治療に入ると、全てが疑心暗鬼になりますし、満足より不満が残ることが多いと考えています。

 

私の目の不自由な友人が、「良かれと思ってだろうけど、信号待ちで急に手を引かれるのは、目の見えない自分にとっては地獄に引っ張られるような恐怖だ。まず声をかけて、こちらがちゃんと理解してからにしてほしい」と言っていました。

この患者さんも、どう説明したら現状と今後を理解でき、信頼して治療に入れるかと考える秋の夜長なのです。

 

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